フラン自硬性鋳造法
フラン自硬性鋳造法とは、造型に使用する砂に自硬性のあるフラン樹脂を使用することからフラン自硬性鋳造と言われる鋳造法。有機自硬性の中で最も少ない樹脂添加量で高い強度を得られる造型法であり、砂のリサイクル性が非常に高く国内で最も多く採用されている有機自硬性鋳造法となります。また、樹脂の粘性が低く、上述の通り添加量も少なくて済むので混練砂の流動性が良く、鋳型の密度が高くなるため寸法精度の高い鋳物が出来ます。創業から受け継がれた高い技術力とCAEソフトを活用した現代の鋳造法を融合させて高機能・高品質鋳造製品を実現させています。
消失模型鋳造法
消失模型鋳造法とは、製品(鋳物製品)と同じ形状の発泡型を作り、砂に埋めた発泡型に注湯します。発泡型が燃焼し、発泡型と同じ形の製品が出来上がります。金型から発泡型を製造する事によって高精度な鋳造製品を量産する事が可能となります。主に水道管等インフラ関連の製品に採用しており、軽い発泡型を使用する鋳造プロセスは、多くの女性の活躍によって美しい曲線の水道用バルブ・異形管を生み出します。