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後処理post-processing

ショットブラスト

専用の機械に製品を吊り入れ、ショット玉と呼ばれる微細な鉄粒を吹き当て鋳物表面に付着した砂、塗膜等を除去する工程です。この工程によって、「鋳肌」と呼ばれる鋳物表面の質感が見える形になります。型バラシ後、焼鈍工程後に実施します。

焼鈍

決められた時間をかけ設定温度に到達させ所定時間温度保持し、所定時間をかけ熱を冷ます工程になります。これにより鋳物の内部応力を取り除き加工後の歪みを抑えることができます。一般的に焼鈍設備を持っているメーカー様は少なく外注委託されているメーカー様が多いですが、弊社は内製で焼鈍をおこなっております。

焼純温度勾配。4〜5時間温度が600度まで上昇し、そこから3〜4時間600度保ち、10時間以上かけて炉内冷却して200度以下で取り出す。

塗装

鋳物は丈夫で傷に強く様々なものに加工されますが、塗装をしなければ非常に錆びやすいという特徴があります。このため塗装の塗り残しがあってはいけません。塗り残しがないように、正確迅速に塗装をします。熟練工がゼロから創り上げた鋳物に、付加価値を加える加工に繋げる大切な作業です。